生理中はナプキンをこまめに交換することで、膀胱炎予防になります

急性膀胱炎は女性に多いとされています。それは尿道口から膀胱までの尿道が短いという女性の身体の構造ももちろんですが、他にも生理や出産などの生活習慣も膀胱炎になる要因になることがあります。

女性のライフスタイルと膀胱炎にどんな関係があるのでしょうか?女性のライフスタイルにある膀胱炎の要因とその予防法を紹介していきます。

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女性の膀胱炎でよくある原因

膀胱炎の男女比を見ると女性が多く、女性は約5人に1人が急性膀胱炎になると言われています。その大きな要因の一つに、尿道が短く尿道口から膀胱に細菌が入りやすいという女性の身体の構造にあります。

また、他の要因として20040歳代の女性は生理や妊娠、性行為などで膀胱炎になる可能性が高まります。

生理中や出産後の悪露は、血液や粘液、その他いろんな分泌物や酵素などが含まれており、身体の外に出て空気に触れることで雑菌が繁殖し始めます。

生理や出産後の悪露にナプキンを使用しますが、仕事や子育てなどで長時間パッドを変えずに使用していると外性器に細菌が付きやすくなります。

今は、ナプキンの性能もあがり長時間使用できるものも増えていますが、長時間のナプキンの利用はさらにムレやすくなり、ますます細菌が繁殖することになります。

また、妊娠すると身体の体力や抵抗力が弱まり、細菌感染などにかかりやすくなります。結果、膀胱炎を起こしやすくなるのです。

また20040歳代の女性では、無理なダイエットのための偏った食事で栄養不足になることも比較的よく聞かれます。さらに50歳代では、更年期によるホルモンバランスの変化により膀胱粘膜が薄くなり傷が付きやすくなります。

そこから細菌感染起こすこともあります。他にも肥満や加齢による身体的変化で、骨盤底筋の筋力が衰え膀胱を支える力が弱まってきて、残尿や尿漏れなどの排尿障がいを起こしやすくなり、ますます膀胱炎になる危険性は高まるのです。

このように、身体の構造だけでなく、生理に妊娠や出産、ホルモンバランスによる身体的変化など女性のライフスタイルでは、膀胱炎になりやすい要因が潜んでいます。日ごろから膀胱炎にならないように心がけましょう。

女性ができる膀胱炎の予防法

ストレスや不規則な生活は免疫力を低下させ、細菌感染しやすくなります。まずは、規則正しい生活、バランスがとれた食事、適度な休息や運動など、身体の免疫力を上げる生活をしましょう。

また。身体の冷えも免疫力を低下させる要因になります。身体を冷やさないよう保温につとめ、また食事で身体の中から温めるように心がけましょう。

生理や悪露の中に含まれる酵素が、血液成分の分解を始めるのに約15分かかります。その後、徐々に細菌が繁殖していきます。細菌は通常1つあったら、約1時間でおよそ8倍、約2時間で64倍と驚くような早さで増殖していきます。

ナプキンを3時間あてていれば分泌物と細菌繁殖による臭いも発生してきます。生理や悪露による臭いが気になるからといって、陰部にデオドラントスプレーなどを利用すると、スプレーに含まれる細かな化学物質の粒子が身体の中に入り悪影響を及ぼす可能性があります。

デオドラントスプレーなどを使わず、清潔面から考えても3時間以上経つ前にこまめにナプキンを変えるようにしましょう。

また、膀胱炎になってしまっている時には、身体が細菌感染による炎症と戦っている状態です。そのため、普通の状態よりも肌が敏感で荒れやすくなっていたり、痒みなども出やすくなっていたりと、陰部が大変傷つきやすくなっています。

膀胱炎の間は性交渉も細菌感染を起こすリスクを高める他、すでに傷ついている膀胱を刺激することにもなります。できる限り、膀胱炎が治るまでは性交渉は避けるようにしてください。

陰部を清潔にすることは、膀胱炎の予防や治療に大変重要です。適度にウォシュレットやビデで洗い清潔にしましょう。ただし、ウォシュレットの水圧が高すぎたり、洗浄水を当てる場所が違うと、逆に陰部を傷つけたり細菌を尿道の中に押し入れたりすることもあります。

ウォシュレットやビデを使用する場合には水圧や洗浄する位置などに気をつけ、必要以上に使用しないようにしましょう。

膀胱炎を繰り返す人には布ナプキンがおすすめ

生理や出産後の悪露、また子宮からの不正出血などで使い捨ての紙ナプキンを使用している人も多いかと思います。最近の紙ナプキンも吸収率や通気性など性能が良くなり長時間使用できるものも増え、大変便利になってきています。

しかし、一方で「長時間利用できるから」「頻回にナプキンを変えるともったいないから」と、長時間ナプキンを使用して細菌を繁殖させてしまい、繰り返し膀胱炎になる女性も少なくありません。

膀胱炎になっている時には陰部はかぶれやすく肌が傷つきやすい状態で感染しやすくなっています。そのような場合は撥水加工されている布ナプキンの利用もおすすめです。布ナプキンは替えのナプキンさえ持っていれば、洗えば再度使うことができます。

また、紙ナプキンには高分子吸収体というものが使用されています。これは熱冷ましの際に使うシートにも使われていて熱をとる役割があります。そのため、冷え性の女性が紙ナプキンを使うと冷えに繋がっていきます。

布ナプキンはその殆どに撥水加工はしてありますが、綿でできているので下着と同じ感覚で使用することができます。下着を重ねて履いているような感じになるので身体の冷え予防には役立ちます。

ウォシュレットの利用方法や使用するナプキンの選択など、膀胱炎を予防し、また完全に治療するためにはするためには普段の生活から気を配ることが大切です。

膀胱炎を繰り返している人は特にこういった日常的な食事や使用しているものなども、一度振り返って自分の生活に膀胱炎を繰り返す要因がないか考えてみましょう。

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