膀胱炎の症状を一時的に和らげる応急処置は?

急性膀胱炎は細菌感染が主な原因となり、膀胱に炎症を起こし、正しく排尿ができなくなってしまいます。

そのため、頻尿や残尿感、排尿痛などの症状が急激に起こります。そんな急な辛い症状を和らげるための応急処置にはどのようなものがあるでしょうか?

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膀胱炎のしくみと症状

まず、膀胱の働きとして、腎臓で作られた尿を溜めておく役割があります。そして、一定の量が膀胱の中に溜まると、脳から指令が出て排尿をします。

膀胱炎は尿道口から細菌が侵入して、膀胱内の粘膜が炎症を起こす病気です。そのため、膀胱炎では炎症によって痛みが出てきたり、膀胱が正常に働かなくなったことによって頻尿や残尿感などが起こります。

<膀胱炎の症状>
1.頻尿
膀胱内の粘膜が炎症を起こすことによって過敏になり、尿を出しても、すぐにまた排尿をしたくなります。

2.残尿感
尿を出してもまだ膀胱の中に尿が残っている感覚になって、すっきりしません。これも頻尿と同様、膀胱内の粘膜が過敏になることから起こります。

3.排尿痛
膀胱内の粘膜が炎症をして荒れることから、痛みが出てきます。

4.尿混濁
膀胱炎を起こしている細菌と身体の中の白血球が、身体の中で戦って、その白血球が尿の中に混ざることで尿が白く濁ったり、白いモヤのようなもの浮きます。

5.血尿
膀胱粘膜が細菌感染を起こしたことにより、粘膜が傷つき荒れて出血して尿に混ざります。

6.下腹部痛など
排尿の時や排尿後に痛む他に、膀胱炎では下腹部や陰部の痛みなども出てくる場合もあります。

これらの症状があり、膀胱炎の疑いがある場合には病院を受診し、抗生物質や抗菌剤などを処方をしてもらうのが一番よいのですが、今すぐに病院に行けない場合は、膀胱炎を悪化させないようにすることと、苦痛を少しでも和らげるために、応急処置が必要です。

膀胱炎を悪化させないための応急処置

・水分をできるだけとる。
膀胱炎は膀胱の中に細菌が侵入して炎症を起こしている状態ですので、細菌を外に排出させるための処置が必要です。白湯や利尿作用のあるお茶など水分をできるだけ多く摂取し、こまめに排尿するようにします。

ただし、炭酸飲料やアルコール、カフェインの入ったもの、刺激物などは、炎症を悪化させてしまう恐れがあるので、避けるようにしましょう。

・我慢せずこまめに排尿する。
排尿を我慢していると、それだけ細菌も長く膀胱の中にとどまり、炎症を起こしやすくなります。できるだけトイレに行き、こまめに排尿するようにしましょう。

・身体を温める
温かい飲み物を飲んだり、下腹部を温めたりするなど、身体を温めて冷やさないようにしましょう。身体が温まることで身体の血行が良くなり、免疫力が上がり膀胱炎の治りも早くなります。

また、膀胱炎の時には、下半身を圧迫する下着は血行が悪くなり、身体を冷やすので避けましょう。

身体を温める方法は、温かい飲み物の他にホットパックの利用や座浴(およそ40分のお湯で10020分ぐらい)、靴下を履くなど衣類の調整などがあります。

・休養をとる
膀胱炎に時は自分の体力や免疫力が低下し、細菌に負けている状態です。疲れをためたり、寝不足になったりしないよう身体を休めましょう。

・陰部を清潔にする。
陰部が不潔だと、尿道から細菌が侵入しやすくなります。さらなる細菌感染を起こさないよう陰部を清潔にしましょう。また雑菌がつきやすい性行為も細菌感染を悪化させる恐れがあるので、膀胱炎の症状がある時には避けるようにしましょう。

膀胱炎の辛い症状を緩和させる応急処置

膀胱炎の辛い症状を急激に治すことはできませんが、頻尿や排尿痛、また下腹部の痛みなどに対しては、重力がかかり負担になる立つ姿勢よりも、ソファや布団に横になった方が膀胱の負担が軽くなるので楽に感じられる場合があります。

また、身体は温かくすることで筋肉の緊張がほぐれます。そのため、炎症で緊張している膀胱壁が柔らかくなり、痛みが和らぎます。

しかし、膀胱炎の炎症が治まらなければ症状が続き、慢性化する場合もあります。膀胱炎の辛い症状がある場合、またそれが続く場合には、できるだけ早くかかりつけ医もしくは専門医に相談して、適切な治療を受けるようにしてください。

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