膀胱炎は自力で治せる?自分でできる膀胱炎の治し方と気をつけること

頻尿や残尿感、排尿時の痛みなどの症状が出る急性膀胱炎は、細菌感染が主な原因で発症します。

悪化すると慢性化して治りが悪くなります。膀胱炎の悪化を防ぎ、早めに治すために自分でできることを紹介いたします。

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膀胱炎の種類と症状について

膀胱炎には「急性膀胱炎」「慢性膀胱炎」「間質性膀胱炎」「出血性膀胱炎」など様々な種類があります。

膀胱炎の種類によって、原因はや症状はさまざまです。原因や症状によって治し方もかわってくるので、注意が必要です。

【急性膀胱炎】
原因:細菌が膀胱の中に侵入し炎症を起して発症します。
特徴:身体が弱っている時などにかかりやすくなります。主な症状は頻尿、残尿感、排尿時の痛み、尿混濁などです。

【慢性膀胱炎】
原因:急性膀胱炎を繰り返して慢性になってしまったり、元々持っている他の病気の症状で膀胱炎を繰り返したりして慢性化してしまいます。
特徴:急性膀胱炎に比べると症状は軽いのですが、気づきにくく治りにくいのか特徴です。

【間質性膀胱炎】
原因:詳しい原因はわかっていません。上皮と筋肉の間に位置する間質という場所が炎症を起こして発症します。
特徴:膀胱の筋肉が萎縮して尿が膀胱の中にうまく溜められなくなります。また、尿を我慢すると膀胱の炎症からくる強い痛みも出てくるのが特徴です。

【出血性膀胱炎】
原因:ウィルス感染が原因となり発症します。
特徴:排尿痛や尿の中に血が混じります。

これらの膀胱炎のうち、頻尿や残尿感、排尿時痛には水分摂取と排尿が基本になりますが、高熱が出たり出血したりするものは他の病気が隠れている場合もあるので、専門医に相談するようにしましょう。

自分でできる膀胱炎の治し方

膀胱炎は症状が出てから放っておくと、慢性化したり重症化して腎臓の機能にまで悪影響を与え、時として命に関わる場合があります。

しかし、元々の持っている病気がなく膀胱炎の症状が軽い場合は、病院にいかず自分で治せる場合もあります。

【水分摂取と排尿】
まずは、できるだけ水分をとって、こまめに排尿することが重要です。尿が膀胱の中に溜った状態が続くと、膀胱の中で細菌が繁殖し炎症が起こりやすくなります。

その細菌を身体の外に出すためにも、水分はしっかりとり、トイレを我慢することなく排尿するようにしましょう。

ただし「できるだけ水分をとる」と言っても、過剰にとると、今度はむくみや過剰な体液が増えることにより心臓に負担がかかったり、高血圧になってしまったりすることがあります。そういったことから水分もだいたい1日約2L程度までにしましょう。

【休息と睡眠】
急性膀胱炎の場合には、身体の免疫力の低下が考えられます。身体の免疫力を高めて体力を落とさないように、身体を冷やしたり、睡眠不足になったりしないよう、しっかり休息や睡眠をとるようにしましょう。

【市販薬の使用】
細菌感染で起こる膀胱炎で、原因となる細菌をやっつけるのには抗生物質や抗菌剤が効果がありますが、市販薬で症状を軽くしてくれるものがあります。

「ボーコレン」という市販薬では頻尿や残尿感、排尿痛などの症状を和らげてくれます。

また、唯一日本で市販治療薬として厚生労働省にもみとめられた漢方薬の「腎仙散(じんせんさん)」は、腎臓の老廃物の排泄を促してくれ、頻尿など膀胱炎の辛い症状を抑えてくれます。

尚、海外から抗生物質や抗菌剤の個人輸入もありますが、抗生物質は人よってアレルギー反応が出たり、思いもよらない副作用がでたりする場合があります。

その程度がひどければショックを起こす可能性もありますので、抗生物質による治療は個人的に入手して自己判断で内服をせず、必ずかかりつけ医もしくは専門医に処方をしてもらい、用量や回数、内服期間の指示を守り治療しましょう。

他にも、陰部を清潔にして尿道口から侵入する細菌をなるべく寄せ付けないようにしたり、膀胱内に炎症が起こっている時には安静にして、バランスのとれた食事をして体力を落とさないようにしたり、性交渉などはさけて炎症を悪化させないようにするなど、日常生活上のポイントがあります。

膀胱炎の治し方で気をつけること

水分摂取においては、先にも書いたようにあまり多すぎて体内の電解質バランスが崩れると、膀胱炎以外で身体を崩してしまいます。

1日2Lを目安に気がついた時にこまめに水分を摂るようにしましょう。その際には、お茶などの利尿作用あるものがおすすめですが、アルコールやカフェインなど刺激物が含まれたものは避けるようにしてください。

また、薬については、膀胱炎の治療目的で余っている抗生物質や抗菌剤などの薬と市販薬を勝手に混ぜて飲まないようにしましょう。

水分摂取と排尿を促し、かつ、体力を回復するように日常生活を整えても、症状が改善せず続く場合やだんだんひどくなっている場合、また尿に血が混ざっている(出血をしている)場合などは、無理に自分だけで膀胱炎の治療をしようとせず、速やかに病院に受診しましょう。

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