膀胱炎のとき、お酒は飲んでもいいの?

たいていの病気になった時にお酒は控えるように医者からは言われます。

しかし、膀胱炎の場合は、水分を多く摂り排尿をできるだけするように言われ、ビールなどのアルコール類はどうなんだろう?と疑問に思う人もいます。

膀胱炎の時にお酒は飲んでいいのでしょうか?それとも、飲まない方がよいのでしょうか?膀胱炎に飲酒をするとどんな影響があるかご紹介します。

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アルコールの身体への影響

膀胱炎の主な症状は頻尿、残尿感、排尿痛などであり、これらの殆どは膀胱内粘膜の炎症から引き起こされます。細菌が膀胱内に侵入し感染を起こすことから膀胱炎を発症させます。

そのため、細菌をできるだけ早く身体の外に出すために、水分を多く摂り排尿をするよう医者から言われます。しかし、その際に水分だったら何でもよいのかというと、そうではありません。

中にはビールなどお酒を飲むとトイレに行きたくなることから、アルコールは利尿作用があるから良いと思い込んでいる人もいます。

また、血行が良くなるので多少なら身体によいと思う人もいます。外にもアルコールは消毒になる、痛みを麻痺させるなど言われることから、膀胱炎を起こしている細菌に対して消毒になったり、排尿痛などの痛みが和らぐと思ったりする人もいるかも知れません。

しかし、身体の炎症がある場合、アルコールは身体にとって負担になり悪影響を及ぼす可能性が高いのです。

まず、アルコールは飲んだ量に対して利尿作用が働き排尿を促すだけでなく、飲んだ水分以上に体内の細胞の中にある水分も身体の外に出してしまうのです。

そのため、アルコールを飲んだあとはトイレが近くなり、本来あるべきはずの水分を奪い取られた細胞の免疫力は弱ってしまうのです。

また、摂取した水分以上に排尿してしまうということは、身体が脱水に傾きますます体力や免疫力を奪っていきます。同時にアルコールの成分により、身体の中に入った細菌などを判別するリンパ球の働きが鈍くなります。

そのため、ますます身体の中に入った細菌をやっつけることができず、身体に炎症あった場合に悪化させる原因となります。

膀胱炎の時にアルコールがダメな理由

膀胱炎の時は、水分を多く摂るように言われます。しかし、アルコールの成分は通常なら問題がなくても、膀胱炎など身体の炎症が起こっている時には、その炎症を悪化させてしまう場合があります。

急性膀胱炎の殆どは細菌感染によるものです。アルコールには血管を拡げる作用があります。そのため、体中の血のめぐりが良くなります。血のめぐりが良くなるというと、身体に良さそうな気もします。

しかし、実際は炎症を起こしているところに血が集まると、そこに熱を持ったり、もともと炎症を起こし皮膚が弱くなっているため出血したり、炎症がすすんでしまいます。

また、アルコールの利尿作用により脱水になったり、免疫力を下げてしまったりすることもあります。

免疫力が下がれば、細菌による更なる炎症を引き起こし、膀胱炎を悪化させる要因となります。結果的に膀胱炎が長引くことで、膀胱炎のさらなる重症化を起こす可能性があります。

他にも、元々人間がケガをしたり病気になったりした時に自分で回復させる働きをする酵素を、アルコールを摂ることでアルコールを分解することに使ってしまいます。

そのため、膀胱の炎症の回復に必要な酵素がなくなって、治りが遅くなります。

アルコールの他に避けた方がよい飲み物

健康な時に適度な量飲むお酒なら身体に害はありませんが、過剰な飲酒や身体が不調の時は控えるようにしましょう。

その他、膀胱炎には水分摂取が必要だからといって、炭酸飲料が柑橘系のジュースなど酸性の強い飲み物や、カフェインが多く含まれるもの、刺激物、冷たい飲み物などは避けるようにしましょう。

膀胱炎の時には、きちんと受診し抗生物質や抗菌剤などによる治療をするとともに、身体の清潔や安静を心がけ、身体に負担のかからない水分摂取をするようにしてください。

そして、膀胱炎の症状が出てきたと思ったら、アルコールの摂取はやめるようにしてください。

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