間質性膀胱炎を悪化させないポイント

発見するのも完治するのも難しいとされている間質性膀胱炎ですが、日常生活で悪化させないようにはどうすればいいのでしょうか?

医療的治療をしながら、日常生活で症状を悪化させない方法をご紹介していきます。

スポンサードリンク


食事について

昔は間質性膀胱炎に対して厳しい食事療法が行われていましたが、反応する食品には個人差があります。膀胱内の粘膜は一日一日と変わっていくので、反応もまた違ってきます。

このような変化と個人差により、まずは自分が食べたものを振り返りながら、症状の程度と食事内容の関係を知っていくことが必要です。

一般的には身体の中を酸性にする柑橘類や酸性の強い炭酸飲料や、わさびやこしょう、唐辛子などの刺激物、チーズや豆類などを食べたり、コーヒーや紅茶などカフェインが多く含まれているものや、赤ワインなどアルコールを飲んだりした後に痛みが強くなることが多いようです。

こうした食品は避けた方がよいかも知れません。しかし、個人の体質だけでなく、その時の調子によっても大きく差があるので必ずしも症状が悪化するわけではありませんし、逆に調子が悪ければ大丈夫だと思っていたものも反応する場合もあります。

身体の中で特定の食品の濃度をあげないようにバランスよい食事をすることも大切です。反応する食べ物や飲み物の対しては、その見極めをするために、疑わしいものを少量試してみる方法もあります。

そして、もし、万が一、症状を強くする食べ物を食べてしまった場合には、身体の中でその成分が薄まるように十分に水分を摂るようにしてください。

<間質性膀胱炎の症状を悪化させると言われている食品>

・身体を酸性にするもの
  柑橘類、クランベリー、炭酸飲料
  玉ねぎ、きゅうり、トマト、酸味のある野菜など
・刺激物
  わさび、唐辛子、こしょう、からし、タバスコなど
・神経伝達物質を含むもの
  赤ワイン、お酒などアルコール、チョコレート
・乳製品
  チェダーチーズなどの熟成チーズ、ヨーグルト
・ナッツ類、豆類
  そらまめ、大豆など
・カフェインを多く含むもの
  コーヒー、紅茶
・その他
  たばこ

<間質性膀胱炎で比較的と安心と言われている食品>

・鶏肉、魚、卵などのタンパク質
・フローズンヨーグルト、牛乳、カッテージチーズ、モッツァレラチーズなどの乳製品
・野菜類
・米、パン、パスタ、芋類などの炭水化物
・りんご、梨、メロン、ブルーベリー、ブラックベリー、サクランボなどの果物

上記の食品でも個人差で症状が悪化するものもあれば、大丈夫なものもあります。あまり食べ物の制限がありすぎてもそれがストレスとなって間質性膀胱炎を悪化させる場合もあります。

悪化するかもと思うものは少量ずつ試してみて、自分に合った食事をバランスよく摂るようにしていきましょう。

急性膀胱炎とは逆の排尿の仕方

急性膀胱炎では細菌感染が原因だったので、なるべく細菌を外に出すようにすることが重要でした。そのため、日常生活で水分をとったら尿意を我慢せず排尿をすることが、急性膀胱炎を治すポイントでした。

しかし、間質性膀胱炎では細菌感染が原因ではありません。間質性膀胱炎は症状が進むと膀胱が萎縮して硬くなってしまい膀胱内の容量は少なくなってきます。

それにより、尿の回数は増えますます頻尿になり、膀胱に尿を溜めておけないので尿失禁が起こることもあります。

間質性膀胱炎はすぐに治る病気ではありません。しかし、痛みや不快感がでるからと頻回に排尿に行き、あまり尿が溜まってない状態を続けていると、膀胱はますます萎縮して硬くなってしまいます。

そのため、膀胱に尿を溜めて膀胱を拡げる必要があります。とはいえ、耐えがたい痛みになってまで我慢することはありません。あまり痛みがひどい場合、尿失禁をしてしまうような場合を除いて、できるだけ尿意を感じる前にトイレに行くのは控えて、尿意を我慢して膀胱内に尿を溜めてひどい痛みになる前に排尿をするようにしましょう。

その際には排尿日誌つけながら、自分の排尿ペースや症状の程度をみながら訓練を行うとより効果的です。

疲れやストレスは大敵!

過労や睡眠不足は体力だけでなく抵抗力や自己免疫力を低下させます。また過度なストレスも間質性膀胱炎の症状を悪化させる要因の一つになります。

規則正しく、休息や睡眠をとりつつ、また軽い運動など適度に身体をほぐしストレスや身体の緊張を溜めないようにしましょう。

スポンサードリンク


膀胱炎について
膀胱炎に使われる薬
急性膀胱炎について
慢性膀胱炎について
間質性膀胱炎について
出血性膀胱炎について
妊娠・出産・産後の膀胱炎
男性の膀胱炎について
膀胱炎悪化による腎盂腎炎について
膀胱炎の再発予防法
自分でできる膀胱炎の対処法
膀胱炎のときの疑問
膀胱炎と間違えやすい病気