歩けないほどの激痛・・・つらい間質性膀胱炎の症状

ひとくちに膀胱炎と言っても急性、慢性膀胱炎があり、またその原因や発症する年代によっても分別されます。ここでは少し特殊な間質性膀胱炎についてご紹介します。

あまり聞き慣れない膀胱炎ですが、歩けない程の痛みを伴う膀胱炎です。痛みが激しいばかりか再発もしやすいと言われている間質性膀胱炎です。間質性膀胱炎の事を知って、ぜひ治療の参考と予防に役立ててください。

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間質性膀胱炎ってなに?

間質性膀胱炎とは、急性膀胱炎と同じく一日に昼夜を問わず尿の回数が多くなる「頻尿」、急に我慢できないほどの尿意が起こる「尿意切迫」、排尿に伴う痛みの「排尿痛」がある状態です。

原因ははっきりとしませんが、何らかの原因により膀胱内の粘膜が異常を起こして変化することによって起こるといわれています。その炎症がひどくなって膀胱壁の深部にまで達し筋層にまで影響を与えてしまうため、間質性膀胱炎では激しい痛みが起こります。

症状から急性膀胱炎と間違われて抗生物質や抗菌剤や処方されることもありますが、それで一時的に症状が軽くなっても、根本的に膀胱内の粘膜の異常に対して処置をしなければ症状を繰り返します。

そして、治療せず進行していくと、やがて膀胱は萎縮して硬く小さくなっていきます。

また、病気のタイプで「ハンナ型」と「非ハンナ型」に分かれます。膀胱鏡検査でハンナ病変と呼ばれる特有の粘膜が赤くなる症状などが見られれば「ハンナ型」の間質性膀胱炎とされ、難病(No.226)に指定されています。

難病指定にはされていますが、間質性膀胱炎自体は命に別状はありません。また、特に中年以降の女性の多く見られるのも特徴です。

急性膀胱炎の診断をされて抗生物質や抗菌剤を飲んで、一時的に症状が治まっても繰り返す場合、間質性膀胱炎の可能性もあります。下記のような症状があれば、専門の泌尿器科などで受診するようにしましょう。

【間質性膀胱炎チェック】

□昼夜問わず一日に何回もトイレに行く。
□排尿したあともすっきりしない。
□排尿する時、もしくは排尿した後に強い痛みがある。
□尿が溜まってくるとおなかの下の方が痛んできて、排尿したあと少し痛みが軽くなる。
□尿が溜まると痛くなるので、早め早めにトイレにいってしまう。
□抗生物質や抗菌剤を飲んでも、膀胱炎の症状が治らず長引いている。
□病院で尿検査をしたけど、異常なしと言われた。

間質性膀胱炎の症状は?

間質性膀胱炎の症状は急性膀胱炎とよく似ていますが、主なものは「頻尿」と「尿意切迫感」です。頻尿も程度に差はありますが、一日に20回も30回も昼夜問わずトイレに行かなくてはならない程と言われています。

急性膀胱炎に大変よく似た症状ではありますが、大きな違いは排尿痛の出方です。急性膀胱炎は排尿時に痛むのに対して、間質性膀胱炎は尿が膀胱に溜まると痛みが出てきます。膀胱に尿が溜まれば溜まるほど痛みは強くなり、その痛みは排尿により軽くなります。

また、間質性膀胱炎の痛みは膀胱や下腹部だけではなく、骨盤周囲にまで及ぶことがあります。その痛みの程度も歩けないほど激しく痛むこともあります。

また、細菌感染が原因ではないので簡単な尿検査では異常は認められません。そのため「精神的なもの」と誤診されることも多くあります。そのため、発見が遅れどんどん進行していき、痛みが段々ひどくなってきます。

膀胱も萎縮して小さくなってくるため、膀胱の容量も少なくなっていくので頻尿も悪化していきます。個人差があるので、どの食べ物とは言いがたいですがある種類の食べ物を食べた時に強くなったりすることもあります。症状の出方と食事内容の関係も注意していきましょう。

間質性膀胱炎になったらどうする?

原因もわからずなかなか診断もされにくい病気ですが、治療が全くできないわけではなく、症状を軽くする方法もあります。

間質性膀胱炎を放っておくと、膀胱が萎縮して硬くなるだけでなく、腎臓にも悪影響が出るので間質性膀胱炎かなと思ったら早めに泌尿器科などの専門医に相談して、膀胱鏡などの検査を受けお医者さんと一緒に治療をすすめていきましょう。

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