急性膀胱炎はしっかり完治させないと、慢性化する可能性がある

膀胱炎は怖い病気?

膀胱炎は一度なってしまうと繰り返しやすく、慢性化して重症化すれば腎臓まで炎症が拡がって命にもかかわるとも言われています。

しかし、膀胱炎についての正しい知識を持つことで、きちんと対処し治療を最後までしっかりすることで、長引かせて慢性化させず完治させることは十分可能です。

逆に膀胱炎のことを知らずに、簡単に考えすぎて重症化させて慢性的に膀胱炎を繰り返すようになったり、怖がりすぎて病院に行くタイミングを逃したり、気にしすぎて生活に支障をきたすことも少なくありません。

まずは膀胱炎について正しい知識を持つところから始め、適切な治療で長引かせることなく完治させるようにしましょう。

膀胱炎の原因を知って正しく対処をする

まず、膀胱炎になるのには理由があります。膀胱炎は、主に細菌が尿道口から侵入し、膀胱内に入って尿の成分を栄養に細菌が繁殖して炎症を起こす感染症です。

男女かかわらず膀胱炎になりますが、その対比は圧倒的に女の人の数の方が多いのです。それは、女の人の身体のしくみから、まず1つ目に尿道口が膣、肛門の近くで汚染されやすいという点があります。

また2つ目には尿道口から膀胱までの距離が男の人に比べて女の人の方が近い点にあります。これらのことから、女の人の方が膀胱に細菌が入りやすい状態なので、膀胱炎にかかる頻度が高くなります。

こういった細菌による急性膀胱炎以外でも、病気や加齢などで膀胱の機能が落ちたり、前立腺肥大症などの病気が元で発症したりする慢性膀胱炎などもあります。

細菌感染が原因の場合には細菌感染を起こさないように、また感染によって起こる炎症を拡げないようにしなければなりません。また、膀胱機能が落ちているなら薬を使ったり可能ならば膀胱の訓練をしたりします。

そして、膀胱炎を引き起こす元の病気があるなら、その病気の治療をしていかなければなりません。

自分の膀胱炎が何によって起こっているかを知ることは治療の上では大変重要になってきます。また、それを知ることは膀胱炎の予防策にも通じてきます。膀胱炎の適切な治療や予防ができれば、膀胱炎を長引かせず完治させることができます。

そして、膀胱炎を繰り返させないようにするためには、治りかけで治療をやめるようなことはせず、原因に対して適切な治療をしてきちんと膀胱炎を治すようにしましょう。

膀胱炎が完治したあとは、繰り返さないように日常生活の中で陰部を清潔にする、ストレスや疲れを溜めない、元の病気があればそれをコントロールするなど、正しい予防をするようにしましょう。

膀胱炎を完治させるためには?

膀胱炎の特徴的な症状は
1.頻尿・・・排尿の回数が増える。トイレに行ってもまたすぐ行きたくなる。
2.排尿痛・・・排尿をするときに陰部が強く痛む。
3.尿の混濁や血尿・・・尿が白く濁ったり、浮遊物があったり、または血が混じったりする。
他にも残尿感や排尿をしたくても出ない感じや、ひどくなると、腹痛や腰痛、熱が出たりと様々な症状がでてきます。勝手な判断をせず、できるだけ早く内科や泌尿器科などで受診して膀胱炎の症状の程度や細菌感染によるものなのか、他の病気がないかなどをお医者さんに診てもらうようにしましょう。

また膀胱炎の種類によって対処や治療方法が違ってきます。
細菌感染によって起こる膀胱炎

主な治療法は抗生物質や抗菌剤の処方になります。おおよそ薬の種類によっては3日から長くても1週間ぐらい薬を飲み続けます。

急性膀胱炎や繰り返して起こる慢性膀胱炎

症状がある時は抗生物質や抗菌剤の処方で治療をします。別の病気が隠れていないかより詳しい検査をして原因を特定して、別の病気があった場合にはその治療もしていきます。

最近では慢性的な病気が元でなる膀胱炎の他にも、熱中症によって脱水になって疲労したり、排尿する回数が減って細菌が繁殖しやすい状態になって膀胱炎になることもあります。

出血性膀胱炎

ウィルスや細菌感染の他、抗がん剤や免疫抑制剤などの薬物や放射線による粘膜のただれなどが原因になることもあります。まれに抗アレルギー剤や抗生物質などでも起こる場合があるので、その場合は原因になる薬を飲むのをやめます。いずれにせよ、出血が多い場合には止血剤を使うこともありますので、何かの薬を飲んでいて血尿をはじめとする先に書いたような膀胱炎の症状があれば、すぐにお医者さんや薬剤師に相談しましょう。

間質性膀胱炎

間質性膀胱炎は何が原因かははっきりされていませんが、膀胱の粘膜に異常が起こってなる膀胱炎です。細菌感染が原因ではないので、抗生物質や抗菌剤は効き目がありません。

頻尿など普通の膀胱炎の症状に加えて尿が溜まってくると痛みが出てきたり、排尿すると痛みが軽くなるのが特徴です。この膀胱炎の場合は水を膀胱の中に入れて拡げたり、膀胱の中に直接薬を入れたり、膀胱訓練をするなど、いくつかの方法を一緒に行い、症状を和らげなくすことを主に治療していきます。

また場合によっては膀胱を拡げたり膀胱摘出術などが必要になることもあります。お医者さんの指示と治療が必要になってきますので、早めに受診するようにしましょう。

一口に膀胱炎と言っても、様々な種類がありそれによって治療法も違ってきます。勝手な自己判断をせず、その膀胱炎の原因を知り正しい知識で適切な治療をしましょう。

そして、日頃から予防し膀胱炎を長引かせずきちんと治療し慢性化させないようにしましょう。

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