女性に多い!? 膀胱炎ってどんな病気?

皆さんは膀胱炎と聞くとどんなイメージですか?
ズバリ「膀胱」尿の溜まる場所の「炎症」です。

さて、その膀胱炎ですが、なる人ならない人様々です。
中でも特に女性に多いとされる膀胱炎。その膀胱炎についてご紹介します。

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どうして膀胱炎が起こる?

膀胱炎は、先に書いたように「膀胱」尿の溜まる場所の「炎症」が起こる病気です。
その炎症を起こすは、大腸菌や腸球菌、ブドウ球菌や連鎖球菌など様々な細菌です。それらの細菌が、何らかの原因で尿道口から侵入、上へ上へと上がって膀胱内に侵入し様々な炎症を起こすのが膀胱炎です。

日頃からストレスや疲れが溜まっていると体の抵抗力が落ち、細菌が膀胱内で増殖しやすくなるため、膀胱炎発症の一因となります。

また尿道が16~20cm(成人)もある男性に比べて、女性の尿道は4~5cmと短いため、尿道口から膀胱の中まで細菌が入りやすい身体の構造をしています。

さらに、女性は尿道口と肛門や膣の距離も近いため、大腸菌など原因になる細菌が尿道口に入りやすいなど、こうした身体的な理由も膀胱炎を起こす要因の一つとなります。

膀胱炎の主な原因は?

膀胱炎がどうして起こるのかを先の項目ではご紹介させていただきました。
では、日常生活で膀胱炎が起こる主な原因はなんでしょうか?

(1)トイレを我慢する。

トイレを我慢するということは、膀胱の中に尿が溜まっている状態です。そのような時間が長時間続くと、膀胱内に溜まった尿の中で細菌が繁殖を始めてしまいます。そして、その増えた細菌によって炎症が起こり膀胱炎になってしまいます。

(2)膀胱炎を起こす病気

トイレを我慢するだけでなく、尿が出にくくなり、膀胱に尿が溜まっている状態でも同様のことが起きます。
例えば、男性の場合、膀胱の真下に位置する前立腺の肥大や女性だと子宮筋腫、または男女ともに腫瘍などにより尿道が圧迫されると、尿が外に排泄されず膀胱内に常に残っている状態になり、そこで細菌が繁殖することで膀胱炎になってしまいます。

(3)陰部の不衛生

尿道口から尿道を通って膀胱まで、一本の道になっています。尿道口から入った細菌はやがて膀胱にたどり着き炎症を起こしてしまいます。その入り口となる尿道口が細菌に汚染されていると、当然、膀胱炎になる確率も高くなります。

また先に書いたように、女性は特にその尿道口と膀胱の距離が近いため、余計に膀胱炎の発症も高まります。

普段からの陰部の清潔が保てなかったり、不潔な状態での排便や性交渉は膀胱炎の大きな原因の一つとなります。

膀胱炎に種類がある?

膀胱炎は大きく分けて3種類あります。
「急性膀胱炎」
・膀胱や尿道に元となる病気がなく、大腸菌などの細菌感染が原因で起こります。
・比較的若い女性に多く見られます。

「感染性慢性膀胱炎」

・急性膀胱炎を繰り返していると、やがてそれに慣れてしまい膀胱に細菌が常にいるような状態になり炎症を繰り返すようになります。
・急性膀胱炎の治療を途中でやめてしまい完全に細菌をやっつけられずにいた場合や、また抵抗力を下げ感染を起こしやすい病気を持っていて、普通よりも簡単に細菌感染を起こす状態にあり膀胱炎になる場合もあります。
・感染性の慢性膀胱炎の元になる病気の一例としては、前立腺肥大症や結石の中に細菌を持っている尿路胆石、また糖尿病などがあります。

「非感染性慢性膀胱炎」

・細菌を持っていないのに膀胱や尿道に膀胱炎の原因となる病気を持っていて、そのことで慢性的に膀胱炎を繰り返します。
・非感染性の慢性膀胱炎の元になる病気の一例としては、子宮筋腫などの婦人科系の病気や、膀胱がんなどの泌尿器科系の病気があります。

いずれにせよ、膀胱炎は一度なってしまうと繰り返しやすい病気です。
これらのことに注意して、膀胱炎にかからないようにしましょう。

また、膀胱炎になってしまった場合は繰り返さないようにしましょう。

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