男性が膀胱炎になる原因は病院での治療にあり!?

膀胱炎は主に細菌感染で起こりますが、身体のしくみから女性の方が起こる可能性が高いと言われています。

かといって、男性が膀胱炎を起こさないわけではありません。男性の膀胱炎と女性の膀胱炎の原因などについて紹介していきます。

スポンサードリンク


男性の膀胱炎の原因も身体のしくみによる?!

男性と女性を比べると、男性の方が膀胱炎を起こしにくいと言われています。これは、男女の身体のしくみによるもので、いくつかの要因があります。まず1つ目に女性は尿道口から膀胱までの尿道の長さが約405cmと短く、尿道の働きとして排尿のみです。

一方、男性は尿道の長さが約16020cmと長いことや、膀胱までの間に尿道が前立腺から陰茎の中をS字状に曲がっていたり、男性の尿道の役目として、女性にはない精液を出すための管でもあることから、細菌が尿道から膀胱へとさかのぼって行きにくい身体のしくみになっているからです。

しかし、普通の生活をしていれば男性の膀胱炎は少ないと言われていますが、必ずしも男性は膀胱炎にならないというわけではありません。

先に書いたように、尿道の長さが長いことから膀胱まで細菌が侵入する前に排尿や精液で細菌が流されることが多いので膀胱での細菌感染は起こしにくいのですが、尿道が長いことにより、尿道炎や前立腺炎になる可能性があります。

尿道の中に細菌が侵入し繁殖することで尿道炎を起こしたり、前立腺の中で細菌が侵入し繁殖すれば前立腺炎を起こすこともあります。それらの炎症が膀胱まで広がると膀胱炎になることもあります。

男性は膀胱炎を起こしにくくはありますが、こうした周りの器官の細菌感染により膀胱炎になる可能性はありますので、普段から膀胱炎にならないために、身体の清潔や水分をとりこまめにトイレにいくなどの予防はするようにしていきましょう。

男性の病気の治療がまさかの膀胱炎の原因?!

男性の身体のしくみで、女性にはない前立腺というものがあります。前立腺は男性だけにある生殖器の一つです。前立腺は「前立腺液」をいうものを出します。

精液の成分中の約30%はこの前立腺液が占めている他、射精の際に精液を尿道に送るという役目もあるため、生殖活動にはかかせない臓器です。

この前立腺はクリのような大きさで約3cm程度と、決して大きくはないのですが、前立腺の位置も膀胱の真下にあり、膀胱から出た尿道が前立腺の中央を貫き、前立腺の内部にある内腺は尿道周囲にあります。

そのため、前立腺と排泄の関係は深く、膀胱の機能自体に問題はなくても、この前立腺に異常が出てくると頻尿や尿漏れ、また逆に尿が出にくくなったりと排泄障がいが多く出てきます。

前立腺肥大症や前立腺がんなどでは、その検査や治療の際にバルンカテーテルを入れることがあります。このカテーテル挿入部(外尿道口)や蓄尿バックやその排水口などが不潔になっていたり、尿に混濁や異物がありカテーテルがつまったり、長時間同じ姿勢でいることでカテーテル内に尿に溜まった状態で流れず細菌が繁殖するなどして、細菌感染を起こし膀胱炎になる場合があります。

カテーテルの他にも、検査や外科的手術の器具によって、膀胱内に細菌が侵入し感染を起こすこともあります。

膀胱炎に繋がりやすい男性に多い病気もある!

男性にしかない前立腺の病気には前立腺肥大症や前立腺がんなどがあります。また、尿道結石や腎臓結石なども、女性と比較すると男性の方が多く、男女比はおよそ2.5:1で、男性で約7人に1人、女性で15人に1人発症すると言われています。

最近では食生活や生活様式の変化から、こうした結石患者さんは増加傾向にあります。

これらの病気によって、尿道が狭くなったり塞がったりすることで、尿がでにくくなります。尿が出にくくなることで、膀胱内に尿が溜まり長時間排泄されにくくなり、細菌が繁殖し感染をおこし、膀胱炎を起こしてしまう可能性が高くなります。

このように、膀胱炎は女性に起こることが多いですが、男性にも起こる可能性は十分にあるのです。頻尿、残尿感、排尿痛や尿が濁った感じなど膀胱炎の症状を感じたら、男性だからといって安心せずに病院に受診するようにしましょう。

スポンサードリンク


膀胱炎について
膀胱炎に使われる薬
急性膀胱炎について
慢性膀胱炎について
間質性膀胱炎について
出血性膀胱炎について
妊娠・出産・産後の膀胱炎
男性の膀胱炎について
膀胱炎悪化による腎盂腎炎について
膀胱炎の再発予防法
自分でできる膀胱炎の対処法
膀胱炎のときの疑問
膀胱炎と間違えやすい病気